2012.6.17 update
(武蔵大学 社会学部メディア社会学科 教授)
ネット上の「パブリック」と「アイデンティティ」の現在地を考える第2回は、 個人ではなく企業や行政といった組織の立ち位置について。 企業や行政はパブリックに対してどんなアイデンティティを持ち、 どうリレーションを築いていくべきなのか?
2012.5.20 update
(武蔵大学 社会学部メディア社会学科 教授)
ネットメディアという空間の中で、自分という存在は どのように描き出されるのか(描き出すのか)。 「パブリック」と「アイデンティティ」の関係からその推移と現在地をウォッチする。
2012.4.15 update
(東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授)
様々な場面で都合良く(?)使われる「ネットワーク」という言葉。
ソーシャルメディアが席巻する昨今では特に、それだけで何か新しい価値が生まれ、何かを解決できそうな雰囲気もある。
では、そのつながりの構造は? コントロールする方法はある?
クールな工学的視点からそのヒントを紐解いて頂く。
2012.3.4 update
(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問))
前回の若者たちの消費感覚に引き続き(第1回記事参照)、社会学者・古市憲寿氏が指摘するのは現代の情報接触のありよう。そこには、何かにつけて構えた姿勢を取りがちな企業側とあくまでもフラットな受け手とのギャップがあった。
2012.2.19 update
(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問))
「将来に希望がないからこそ「今が幸せ」と感じるのではないか、と古市憲寿氏は言う。 『絶望の国の幸福な若者たち』などを著し、従来の若者論の正体を明かしてみせた20代の若き社会学者は、現代の若者たちの消費行動の本質をどう捉えているのか。
2011.10.23 update
(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)
「何かしなきゃ」の思いがソーシャルメディアに乗り、世の中を動かしていく。 そこに見られる動機やプロセスは言葉通りとてもソーシャル(社会的)なものだが、 では、そこにマーケティングやビジネスといった要素が入り込む余地はあるのだろうか? 再び阿久津聡氏が語る。
2011.10.16 update
(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)
ソーシャルメディアはこれからどうマーケティングを変えていくのか。
どんなプロセスが人と人を繋げ、行動を導くことができるのか。
「ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える」(訳書)の監修を手掛けた
阿久津聡氏に伺う。
2011.9.25 update
(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
ネットネイティブを中心に、ネットがリアルを大きく包み込んでいる社会となったイマ
(第1回記事参照)、人と人との「つながり方」はどうなっていくのだろうか。
ネット利用が変えたリアル世界の変化について小川克彦先生に伺う。
2011.9.11 update
(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
もの凄いスピードで我々の生活(リアル)との関わりを深めてきた新しいつながり方(ネット)。 そのスピードにやや戸惑いを感じる人や、一昔前との変わりように感動を覚える人がいる一方、 「そもそも最初から当たり前だった」人=ネット・ネイティブが世の中を変え始めている?
2011.8.28 update
(株式会社 日本技芸 リサーチャー)
キャラが暴走して注目を集めた末に炎上、はたまた単にプレスリリースの断片のような恐る恐るの無色透明…未だソーシャルメディアとのベストな距離感を探り続けている企業が、日本という独特な環境の中でユーザーに受け入れられる、ユーザーイノベーションを起こすためには何が必要なのか?
2011.8.21 update
(株式会社 日本技芸 リサーチャー)
2ちゃんねる、mixi、GREE、mobage、Facebook、Twitter…etc.。
一口にソーシャルメディアと言っても、それぞれに集う「住人」の間には暗黙の境界線がある、と(株)日本技芸リサーチャーの濱野智史氏は指摘する。
それを左右するのは年代なのか、キャラなのか、居住エリアなのか。
2011.8.07 update
(明治大学教授)
震災時、Twitterなどのソーシャルメディアを中心に、個人による有益な情報が多数発信された一方で、多くのデマ情報も流れた。
「本当の情報はどこにあるのか?」、今までマスメディアからの情報だけを真実としていた我々は、そこで情報の判断能力を問われた。
Web上に限らず、情報が溢れる今の世の中で必要な力とは何か。
2011.7.31 update
(明治大学教授)
3月11日に起きた東日本大震災はかつてない規模の被害を巻き起こし、買いだめや自粛、節電など、人々の消費行動に影響を与えた。
さらに最近では、震災を機に人々の社会貢献意識が高まったと言われている。
震災後に起きた行動はどう説明できるのだろうか。そして震災を機に意識は本当に変わってきたのか。
2011.7.17 update
(慶應義塾大学特任准教授/ハーバード大学visiting scholar)
Facebookの実名制と日本人、ウィキリークスによる情報露出、
SONYへのハッキング、Twitterでの実名・匿名アカウント混在・・etc.
ネット上の自分はどこまで隠蔽(?)が可能なのか、
はたまたどこまでハダカになれるのか。
2011.7.10 update
(慶應義塾大学特任准教授/ハーバード大学visiting scholar)
“瞬く間に日常的インフラへと成長したソーシャルメディア。
人々はそのコミュニティでの振る舞いをすんなりと身に付けたようにも見える。
一方で、未だにやや戸惑っているように見えるのが、
そこをマーケティングの場として捉えたい企業の側だ。
近著「逆パノプティコン社会の到来」で、国家や企業が個人の側から
監視されつつある現状を世に示したジョン・キム氏にその手掛かりを伺う。
2011.7.3 update
(German Institute for Japanese Studies Tokyo 副所長)
“正義”概念の再認識に伴い、徐々に語られることが多くなってきた「エシカル消費」というスタイル。 そこに果たして我々は本音でコミットしているのか、あるいはしていけるのか。
2011.6.26 update
(アークメディア代表取締役)
ニューヨーク市は、ブルームバーグ市長の方針で、2009年よりメディア産業の振興に力を入れており、マンハッタンのフラットアイロン地区は、デジタルメディアやSNSの会社が集まる新しいメディアビジネスのメッカ的存在になった
2011.5.14 update
クリエイティブディレクター
デジタルハリウッド大学院専任教授)
「mixiやfacebook、twitterなど、日本でもソーシャルメディアがインフラになりつつある。それに加え、講演会やイベント、ライブを生中継するUSTREAM、ニコ生などのライブメディアも注目されてきている。 これらのwebメディアはどう利用され、どんな可能性があるのか?
2011.5.14 update
ニューヨークではブラジル人などBRICSのメンバーが急増。 オープンで外向きの成長国の人々は英会話を学んでいる。
2011.5.14 update
(社会臨床学会運営委員)
「食事は単なる栄養補給作業にすぎない」という若者は少数派ではないらしい。 人間の生命維持のためだけの食事は、エサと変わらない。若者たちが食べることを幸せと感じたり、楽しみ、喜ぶことが希薄になっていたりするとしたら、その背景にはどのような事情があるのか?
2011.5.14 update
(NPO法人青少年メディア研究協会 理事長)
今年2月の京都大学カンニング事件を機に、学生・生徒のインターネット利用の能力が問われはじめた。インターネットを悪用することに何の抵抗もない世代を象徴する事件だったとも言えないだろうか?
2011.5.14 update
クリエイティブディレクター
デジタルハリウッド大学院専任教授)
「mixiやfacebook、twitterなど、日本でもソーシャルメディアがインフラになりつつある。それに加え、講演会やイベント、ライブを生中継するUSTREAM、ニコ生などのライブメディアも注目されてきている。 これらのwebメディアはどう利用され、どんな可能性があるのか?
2011.4.13 update
(上武大学教授)
言わずと知れた国民的アイドル「AKB48」。 秋葉原の劇場を拠点とした「会いに行けるアイドル」がなぜ国民的と呼ばれるまでになったのか。
2011.2.25 update
(学習院大学経済学部 教授)
消費者は見栄を張らなくなり、こだわりが選別された。 こんな時代、果たしてブランド価値を高める手だてはあるのか? また、特にプロダクトライフサイクルでは「成熟期」になると消費者の慣れからブランド価値が下がったように言われるが、そこで消費者とどのようにコミュニケーションをとったらいいのか。…
2011.2.25 update
(横浜国立大学 経営学部経営システム科学科 教授)
低価格の反動なのか、最近はちょっと贅沢がもてはやされている。 プレミアム、プレミアム。落語のお題か念仏か。誰もがプレミアムを唱えているが、「プレミアムって何かね?」と文太じゃなくても言いたくなる。…
2011.2.25 update
(一橋大学 准教授)
最近よく耳にする“女子”“男子”という言葉。例えば、飲食店は“女子会プラン”を提案して新たな機会を提供し、メーカーや小売は“弁当男子”“スイーツ男子”という言葉でターゲットを拡大させようとしている。…
2011.2.25 update
(聖徳大学児童学部 教授)
ひとりで摂る食事ほど味気ないものはない。少なくとも昭和時代にはそう思われた。ところが、最近はどうも様子が違うらしい。ひとり暮らしならまだしも、家族が食卓を囲んでいても、それぞれ別々に好きなものを勝手に食べている。…
2011.2.25 update
(上武大学 教授)
食品や日用雑貨はNBよりも安いPB製品、服はファストファッションで十分。たまの外食はネットでクーポンを探して安く済ませ、休日は家でYoutube。デフレ不況の中でよく耳にする消費行動だが、決して節約をしている感じは受けない。不況が続く中、若者を中心に、お金を掛けなくても不満のない消費をするようになってきた。…
2011.1.28 update
(筑波大学 大学院 人文社会科学研究科 教授)
いつのころからか、コミュニケーションの場面で「空気を読む」テクニックが要求されるようになってきた。逆に、空気を読まない、いわゆるKYは、周囲から疎んぜられるようにもなった。なんだか、日本人みんながそれぞれ間合いをとって、探り探りの人間関係を築いているようで、なんとも息苦しいではないか?…
2011.1.28 update
(学習院大学経済学部 教授)
最近の消費者の行動を観察すると、いくつかのキーワードが浮かび上がってくる。そのひとつが「見栄」である。「見栄」はそもそも動物がもっている本能ともいえる。…
2011.1.28 update
(横浜国立大学 経営学部経営システム科学科 教授)
かつては憧れだった高級ブランドも、バブルを経た日本では必ずしも手の届かないモノではなくなっている。しかし、低迷する世界経済の影響で、ハイブランドの一部は低価格路線を取り始めている。高級車の代名詞・MERCEDES BENZに200万円台のプライスタグが付こうとは、誰が想像しただろうか?「いつかはメルセデス」は「いつでもメルセデス」と大衆化してしまったのか?…
2010.12.27 update
(東北大学大学院経済学研究科 教授)
「ブログ始めました」とか「ツイッター始めました」というお知らせ、もしくは宣言は、今となってはもう中華料理店の「冷やし中華始めました」ほどのインパクトしかなくなっている。それほど一般化しているのだから、逆にメディアとして底知れぬ可能性があるに違いないと、企業はマーケティングやセールスプロモーションに活用しているワケだ。…
2010.12.27 update
(明治大学商学部准教授)
2010年9月14日に更新された“Twitterの数字”によると、世界で1億7500万人が登録し、1日に9500万がツイートされているという。これは1秒間に約1100のつぶやきが、世界のどこかで起きている計算になる。…
2010.12.27 update
Facebookを創設したマーク・ザッカーバーグの想像を超える成功ストーリーを描いたハリウッド映画「ソーシャル・ネットワーク」が今年公開されて、話題を呼んだ。…
2010.11.12 update
(日本大学文理学部社会学科教授)
「カワイイ~!」 電車の中で女性たちが雑誌を見ながら話している。開いているのは冴えない薄毛の俳優が被写体となったグラビアページ。ここでオヤジは戸惑ってしまう。“カワイイ”の基準から大幅に逸れていると思われるハゲ散らかした俳優を指してカワイイ?…
2010.11.12 update
(大妻女子大学 人間関係学部 教授)
曰く。若者がクルマに興味をもたなくなった。曰く。酒を飲まなくなった。曰く。海外旅行をしなくなった。彼らの行動は、4文字で言うならば「風林火山」…